わたくしが幼少の頃はお正月と言えば3日には映画を観に行くというのが一年の始まりだったような気がします。

そのために映画配給としてはお正月映画と称してタイミングよく有名な映画が放映されるわけですが、

ゴジラシリーズなどが始まりで、マンガ祭りなどは下の世代で、そのうち洋画を観るようになっていきました。

寅さんの『男はつらいよ』などは親父の為の映画で、『釣りバカ日誌』などもその流れのようでお年寄りの映画みたいに思っていました。

しかしながらテレビで『月曜ロードショー』や『ゴールデン洋画劇場』や水曜日にも少し時期が過ぎてあっていたので、テレビでなんとなく観たことがあったような気がいたします。

『男はつらいよ』に関しては父親が大好きだったので四年くらい前に『柴又』に連れて行き、『帝釈天』から『男はつらいよミュージアム』にも行った事もありました。

先日は国営放送で寅さんの若かりし頃の生い立ちのドラマもあり、今回の50周年の『男はつらいよ』がとても気になっていました。

そこで今回ばかりは行ってみようと思い、熊本でも昔は映画館が集中していた新市街に一軒だけ残っている老舗の映画館『電気館』に行って来ました。

 

ギリギリに入場券を購入して扉を開けました。

指定席はなく暗がりの中を目を凝らしながら足元に気を付けながら前の方の席に座り、予告から観ることが出来ました。

大画面のスクリーンで観る映画はとても迫力がありました。

『男はつらいよ50 お帰り寅さん』は昔の映像を懐古する懐かしい映画で大変よく出来ていました。

さくら役の倍賞千恵子さんの若い頃の美しい事。

マドンナ役の女優さんたちもその時代の美しい人を起用してありますね。

今回はやはり『後藤久美子』さんの成長を嬉しく思いました。

『メロン』のくだりは今見ても最高でした。

 

是非、皆さん『男はつらいよ』を観に行ってみませんか?

映画って本当に楽しいですよよ。