一昨日、事務所の電話機の受話器で入り切りする部分が戻らなくなった。

すぐさま分解してしまうわたくし。

ネジフェチだからすぐ回す。

リース期間も終わっているし、買い直すならすべての電話機交換になる可能性がある。

ここにきて不景気な今、この出費は痛い。

だから分解修理を考える。

電子部品は苦手分野。

しかし、この部分の動きはバネに間違いない。

専門分野。

開けてみたら、バネがコロリと落ちてきた。

しかし、何となくこのあたりかなとしかわからない。

老眼鏡と虫眼鏡がいるのが悲しい…

別の電話機を開けたら場所が解った。

バネを引っ掛けるツメが折れかけている。

とりあえず瞬間接着剤で戻してつけるがダメ…。

2液で硬化する接着剤で固めてみる。

引っかかりが弱そうなのでバネごと固定。

1時間後に片方へ伸ばしてつけてみるが…ペキッ

結局、完全に折れてしまった…

最終決断。

針金。

ステンレスの細い針金があったのでクルッと巻き付けて

ハイ出来上がり!

太く見えるが極細のステン針金。

デジタルな電話機をアナログな技術で修理いたしました。

しばらくは使えそう…。