ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

news_no.101

(4)第101号 一般社団法人 全国病児保育協議会ニュース 2020年(令和2年)4月1日 令和元年9月23日月曜日に、愛媛県四国中央市川之江ふれあい交流センターにおいて第7回全国病児保育協議会四国ブロック研修in愛媛を開催しました。参加者は112名で四国外の近隣の県からの参加者もいました。 愛媛県の病児保育の現状に関する講演として、愛媛県保健福祉部の細川泰弘様に「愛媛県の病児保育の現状と課題」について、また、松山市民病院総務部部長兼保育管理課課長の浅野光孝様に「企業主導型保育事業による病児保育運営」についてお話ししていただきました。愛媛県が掲げているえひめ・未来・子育てプランの施策体系などや、企業主導型の病児保育運営の現状や、市や町の病児・病後児保育事業との違いを知る良い機会となりました。 続いて大阪府済生会中津病院の安井良則先生に「病児保育における感染症対策について」のお話しをしていただきました。インフルエンザやRSウイルス感染症・ヒトメタニューモウイルス感染症を中心に、感染経路・対策などを詳しくお話ししていただきました。中でも保育士がベクターとなって感染を広げているというお話は、日頃の保育を振り返る機会にもなりました。 午後からは、何でも相談会(フリートーク)を行ないました。保育や運営について、日頃悩んでいることや相談したいことを、施設ごとにアンケート用四国支部会研修会報告紙に記入して頂き、それらをもとに、質疑応答、意見交換が行われました。各施設に持ち帰り、より充実した保育を目指すためのヒントがたくさん得られたのではないかと思われます。 最後に全国病児保育協議会より、むかいだ小児科向田隆通先生に10月からの幼児教育保育の無償化について、病児保育利用中の保険診療についてなど情報提供をいただきました。 台風17号の発生により、開催ができるのか、参加者の交通状況など不安なままで当日を迎えましたが、研修が終わった後は、台風が過ぎ去った後の空同様、参加者の表情もとても晴れやかで、有意義な時間を過ごせたことがうかがえました。苅田 久恵むかいだ小児科 キッズハウス 日頃の保育の中で子ども達の個性をより理解し、丁寧なかかわりが出来るように分かりやすく、たいへん興味深く貴重なお話を頂きました。 その後、大正ファーマ株式会社様・株式会社ツムラ様によるランチョンセミナーがあり、とても有意義な時間となりました。 来年は幹事が私共から「鈴鹿市病児保育室ハピー奥田 真美医療法人熱田小児科クリニック津病児デイケアルーム「ひまわり」ルーム」様に交替致します。どうぞよろしくお願い申し上げます。 2年間たくさんの方にご協力頂き、幹事として貴重な経験をさせて頂きましたことを感謝致します。本当にありがとうございました。