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(2)第105号 一般社団法人 全国病児保育協議会ニュース 2021年(令和3年)1月1日一般社団法人 全国病児保育協議会 副会長 杉野 茂人 昨年の今頃、1年後の世界がこのような事になっているとは誰も思わなかったでしょう。様々な地震や災害は、あちこちで起こっていますが、世界中の人々が一つの感染症で、ここまで困難な生活を強いられることになるとは本当に想定外です。 感染を受けて、入院されている方、亡くなった方には心よりお見舞い申し上げます。しかしこの病気の大変なことは、大半の人は感染していないにもかかわらず、日常生活に多大な影響を及ぼしていることです。先日、熊本の夜間小児救急センターに出務していましたが、21時-24時までの3時間で一人も受診されませんでした。25年以上毎月、夜間救急外来を診ていますが、ゼロというのは初めてです。必要な受診も我慢されているのでは?と心配しています。不要不急の外出は避けましょうと言われていますが、何が不要不急? 私達病児保育室も利用者が激減しています。6月までの全国の病児保育室のアンケート調査では、全国大会でもお示ししますが、利用者数は平均で昨年同期と比べて4月32.4%、5月15.1%と激減しています。Go toトラベル、Go toイート、は良くって、Go to病児保育はダメ? 大川会長のご尽力で、自見はなこ参議院議員にも話を聞いていただき、厚生労働省に働きかけ、なんとか、各自治体への通達を出していただきました。この通達で、病児保育室への交付金は前年実績で評価していただいていますが、このような措置がいつまで続けられるのか、非常に厳しいのではないでしょうか。 第30回東京大会は、殆どがオンラインではありますが開催されます。 全国の会員が力を合わせて、病児保育の重要性を、そして安心安全な運営に対して声を上げていくことが、ますます必要になっていくと思われます。Go to病児保育!これからも求められる病児保育に向けてGo to病児保育一般社団法人 全国病児保育協議会 副会長 佐藤 里美 2020年、新型コロナウイルスの発生により私たちは新しい生活様式を求められるようになりました。「3密を避ける」、「ソーシャルディスタンスを取る」など今では日常的に使われている言葉ですが、当初はこれからどんな生活が強いられることかと不安に駆られました。しかし手指衛生やマスクの着用、適切な消毒などの感染予防対策は私たちが日々保育の中で行ってきたノウハウがあり、これを確実に行うことで必要以上に恐れることはないとわかりました。3密の回避についてはどうでしょう。ある保育園の先生は「おんぶに抱っこ、そして愛着を考えると、3杉野クリニック みるく病児保育センターさとう小児科医院 病児保育室バンビーノ