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概要

news_no.105

(6)第105号 一般社団法人 全国病児保育協議会ニュース 2021年(令和3年)1月1日 昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で、子どもたちの生活環境が大きく変わりました。自宅待機を余儀なくされた子どもたちが楽しく家庭で過ごせるよう、研修委員会から親子関係の注意点や家庭で遊ぶヒント等を各病児保育室にむけて提供しました。また、多くの病児保育室でお預かりする児の人数が大幅に減少しており、閉室を余儀なくされている施設もあります。結果として、病児保育室の職員の皆様のモチベーションが下がっていることも事実です。今こそ、基本に戻ることが大切です。病児保育室は子育てに必要な支援です。今後、利用が再開されたときにレベルアップした保育看護ができるように、今の間にきちんと研修を行っておくべきです。 研修委員会では、全国どこでも基礎研修を受けることができるように工夫していきたいと考えて研修委員会委員長  横井  透横井小児科内科医院病児保育室「こりすの里」 昨年度の病児保育専門士の口頭試問が終わった後からコロナの感染拡大が始まり連日、「え?」の繰り返しの日々を送った一年でした。 国の緊急事態宣言が出され、不安になった専門士同士が病児保育専門士のグループFBにおいて「自粛下の子どもたちに少しでも楽しい時間を!の為にどんな遊びしてますか?」や「安全に預かるために、取り組んでいることはなに?」など様々な意見交換をしました。「みんな頑張ってる!私もがんばります! 」との会話が多く聞かれたことは、病児保育専門士の講習会などでできた固い絆のおかげと心が温かくなりました。 そしてそんな中において、2020年度の講習会も「是非、開催してほしい」との要望を受けて様々な感染対策を取り、無事に開催できたことは、とても喜ばしいことでした。 まだまだ先の見えないコロナウイルス感染症ですが、いつも子どものそばにいる病児保育専門士が全国に500名に届こうとしています。今年も、専門士同士の絆を深め、病児保育の専門性を高めながら研鑽していくことができるよう委員一同専門士の後方支援に取り組んでまいります。資格認定委員会病児保育専門士の絆~いつも子どものそばに! ~今こそ研修を委員長 永野 和子みるく病児保育センター