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概要

news_no.105

(8)第105号 一般社団法人 全国病児保育協議会ニュース 2021年(令和3年)1月1日2020年を振り返って考えること委員長  稲見  誠 2020年の1月から始まったコロナ感染症の流行のため、病児保育室で一時閉鎖や利用者数の減少など深刻な運営困難が生じてきました。このような状況は誰も想定していなかったと思います。今後コロナ感染症が落ち着いてきたとしても、テレワークの増加などにより病児保育室利用者が戻ってくるとは限らないと思われます。 同様に、小児科外来患者数も激減しています。これまで小児科は感染症が主な対象患者で、それに付随して病児保育室も運営されていました。また、予防接種もコロナ感染症の心配の少ない産院などで行う傾向もあります。これまでのような小児科・病児保育室の運営モデルは成り立たなくなる可能性があります。 それでは今後、病児保育室や小児科が生き残るにはどのようにすべきでしょうか。私たちが出来ることの一つは、子育て支援でしょう。子育て支援には様々なものがありますが、その施設で無理なく出来る子育て支援を行うことが、施設の付加価値になると思います。また、同時に地域社会に出て、行政や他の子育て支援施設と連携も必要もあるでしょう。これらのことが病児保育や小児科のアイデンティティになるのではないかと考えております。あり方委員会いなみ小児科 病児保育室ハグルーム事前申し込みは終了致しました。第30回 病児保育研究大会のお知らせ 今回は、ほとんどすべてのプログラムをWEBで視聴することができます。従来は一部しか参加できなかったものが、参加する皆様は自宅や職場で、すべてを視聴することが出来ることにより研修の機会が増え、内容の深い研究大会になると期待しております。なお、資格認定の単位取得に関しては出来る限りの考慮をいたします。[閲覧方法] 研究大会ホームページ内に、専用サイトを開設いたします。事前登録した方に、アクセスURLをお知らせいたします。当日は、そちらのサイトにアクセスいただくと閲覧できます。 尚、登録された方以外のアクセスはご遠慮ください。