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概要

news_no.96

2019年(平成31年)1月1日 一般社団法人 全国病児保育協議会ニュース 第96号(7)委員長  木野  稔倫理委員会 当協議会では、一般社団法人化にともない倫理委員会が設置されています。医療に限らず保育分野でも、研究発表や調査に倫理的配慮がなされているかが重要になってきています。倫理的配慮という場合には、ヘルシンキ宣言つまり人を対象とする医学系研究に関する倫理指針が守られているかいうことになります。施設に倫理委員会が設置されていない場合や、多施設で共同研究を行う際には、協議会の倫理審査委員会で行うことになります。平成29、30年度の申請は現在までありませんでした。そこで、第29回全国病児保育研究大会inいわてにおいて、倫理委員会主催の研修会を開催することといたしました。事例報告であったとしても、倫理的配慮が行われていることが大前提です。その点も含めて研修していくつもりです。病児保育専門士を目指す方は是非参加してください。中野こども病院 アリス病児保育室委員長  藤本  保広報委員会 広報委員会は、年5回の協議会ニュース発行、メールマガジン発行、協議会サイトや協議会Facebookの情報更新のほか、関連学会へのブース出展による協議会広報が主な活動です。 病児保育の形が多様化し、「病児保育」のとらえ方にもばらつきが見られるようになってきました。一般社団法人全国病児保育協議会が守り続ける病児保育とはどういったもので、誰のためにあるのか、それを正しく伝えるのが広報委員会の役目です。平成30年度には新たに5名の委員が加わり、ブースへの出張も人員充実。ブースを訪れる方々から寄せられるお問い合わせにも、より一層中身の濃い対応ができるようになりました。協議会の年間活動を折々に伝える協議会ニュースにも新しい視点を加えていきます。 昨年から公開している協議会ニュース電子版、ご利用いただいているでしょうか。協議会ニュースは施設会員には1施設3部ずつ、個人会員の皆さんには1部ずつお送りしていますが、施設のみんなで閲覧するには部数が少ない、まだ会員になっていない施設にもお勧めしたい、そんな場合には協議会サイトにアクセスいただき「協議会ニュース」をクリックするとアーカイブをご覧いただけるようになっています。89号からは電子版でより読みやすくなっていますから、どうぞご利用ください。 メールマガジンは現在722人の方に購読いただき、不定期ではありますが各地域での研修会情報や公的機関からの情報発信を続けています。今後も病児保育に取り組む皆さんにタイムリーな情報提供ができるようにアンテナを張っていきます。大分こども病院 キッズケアルーム