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概要

news_no.99

2019年(令和元年)10月15日 一般社団法人 全国病児保育協議会ニュース 第99号(13)一般演題A(ポスター) 今回のポスターセション連携では、病児保育のみの活動だけでは無く、地域コミュニティとの連携を重視した活動が多く発表された。 A-4では、地域のコミュニティの場づくりとした寺子屋を開設し、地域の人々を対象に様々なテーマで勉強し、A-7では、保育士と看護師が保育所に訪問し、生活習慣の訪問指導を実施していた。A-9では、保育所に感染症や保健衛生の情報提供、保健衛生に関する相談を実施、A-11では、病児保育児の1日の様子の個人記録を保護者と保育所に提供していた。 病児保育の重要性を地域コミュニティに理解していただき、病児保育関係者もコミュニティに貢献してゆく重要性を感じた。報告者/座長:福盛田 修 (ふくもりたこどもクリニック)連携(地域の保育園との連携)がなくなる)、5)6歳にはサーカディアンリズムが形成され、夜間の尿禁制を獲得する(夜尿がなくなる)。 これら排尿機能の発達は、脳機能が発達することによりできるようになってくる。 尿を貯める機能と尿を出す機能の両方がうまくいかないと、蓄尿に関わる障害と症状、排尿に関わる障害と症状が出てくる。尿を貯める機能に障害があると、頻尿(1日8回以上の排尿)、切迫性尿失禁(トイレに駆け込んだけど失敗する)、夜尿などの症状が現れる。尿を出す機能に障害があると、排尿困難、中断(おしっこが途中で止まってしまう)、微弱尿線(尿がきれいにでない)、残尿感などの症状が現れる。 心因性頻尿への対応は、好きなだけ行かせることが重要。逆にトイレを促すくらいやると良い。心因性頻尿は大体1-2か月で改善するということを、保護者と本人に説明。「治るよ」と安心させることが大事。心因性頻尿の場合、虐待、家庭内トラブル、DV、発達障害のチェックも重要である。 過活動膀胱では、膀胱の尿量が増えても最初は尿意を感じないが、後半から急激に尿意を感じるようになり、トイレに間に合わず漏らしてしまう。対応は、尿意を感じる前に定期的にトイレ誘導すること、我慢せず早目にトイレに行く練習をすること、しからないこと、が大事。5歳以上の過活動膀胱については薬物療法の対象となる。 尿機能の発達は脳機能の発達に関係しているので、トイレトレーニングの開始時期は親や園の都合ではなく、子どもの状態で決めるべきである。 池田先生は、脳機能の発達に応じたトイレトレーニングをして欲しいということと、褒めてあげることが大事であること、を特に強調されていた。叱っても脳機能は発達しない。むしろ後退する。必ず、褒める。小さいことでも、できたことを褒めてあげる、とのことであった。一般演題B(ポスター) この度は、ポスター発表を担当させて頂きましてありがとうございました。今の時代における保護者のニー報告者/座長:武藤 秀和(紫波中央病児保育室 院長)ズとは、子どもの達に対するケアよりも御両親にとっての利便性であると強く感じました。預かり時間の前保護者支援(保護者のニーズ)、保護者支援(保護者へのアドバイス)