朝の四時半ごろに地震がありました。

体感したのは久しぶりで、昨年のあの日が一瞬で蘇ってきました。

震源地は有明海沿岸部の金峰山の麓、河内付近ですかね。

気象庁のデーターをコピー致しました。

震度3くらいはあったかと思います。結構広範囲にわたって揺れていますね。

一週間の地震の情報を見ますと、北海道から沖縄までまんべんなく揺れています。

なんとなく日本近辺が地殻変動の時期に入ったのかなと思いますが、小さく数多く揺れてくれる分には良いですね。

これがエネルギーを蓄えて大きな地震がドンと来るのが怖いんです。

地震学者ではありませんので、どのくらいの地震がいつ頃来るかなんてのはもうとうわかりませんが、

昨年の熊本地震で経験したことをもう忘れてしまっているような気がいたします。

 

 

先週から娘が孫を二人連れて里帰りいたしております。

寝室に泊まってもらって、わたくしたちはリビングに寝ていましたが、揺れた瞬間、家内は頑丈そうなテーブルの下に潜っていました。

わたくしはというとその時はほとんど動けませんでした。

見えたのはテレビ…

この下に寝ていましたので、ベルトで固定はしているものの、震度6以上だとものも言わせず倒れてくるでしょう。経験上。

そしたら、丁度わたくしの頭部くらいに角が落ちてきそうな気がしましたので、ちょっとだけ向きを変えてしのいでいました。

そして、立ち上がって孫を見に行ったら、スヤスヤと気持ち良さそうに寝てました。ホッとしました。

ただ、押し入れから色んなものが飛び出した経験があるので鍵は付けたものの、今後、軽量な物を上の押し入れには収納するようにしないといけないと改めて思いました。

 

実は次の体験記に書く予定の内容が似たようなことでした。

知人の体験ですが、16日の本震の時におじさんが寝ていたところに震度7の揺れ、色んな方の話で箪笥が倒れてきたとか聞きますが、意外と激しい揺れの中でも助かった方の話をよく聞きました。

しかし、この方は違いました。箪笥の上にあった、本立てが落ちてきて顔面に直撃だったそうです。

箪笥ではなく軽量な『本立て』。

軽量な本立ても角が目に直撃するとダメージは大きい。日赤病院になんとか連れて行ったものの、野戦病院の様相で外まで人は溢れ凄まじかったとお聞きしました。

結局のところおじさんは片目を失明されたそうです。

もし良かったら皆さんも、寝室は何も置かずに広々とお使いいただき、高い位置に何も置かずに就寝して頂ければと思います。

それと出来れは寝室は柱を強化して、そこだけは何が何でも壊れないくらいに固めて頂き、シェルターとして安全な部屋に改造できたらと思います。

理想はありますが、個人の事情もありますので、自分に合った防災のための行動をおこしておきたいものですね。